【職員内部研修】新たな顔ぶれで(令和5年度 第1回 SST研修)

6月26日(月)みやぎ心のケアセンター片柳光昭様(SST普及協会認定講師)をお招きし,今年度1回目のSST研修を行いました。
(片柳先生のブログはこちら…ブログ記事一覧|「SSTのことは、とりあえず片柳に聞いてみるか…」 (ameblo.jp)

 

今年度から勤務する職員も多いため、最初に精神障害者が抱える生きにくさを知って利用者理解を深めます。

彼らの生きにくさを知ることで、利用者様をみる視点や普段の声がけ、支援のアプローチ方法も変わってきます。
受講後には「こういう風に伝えたら良かったのか」「これって認知機能障害によるものだったのか」という声が聞こえてきました。

 

 

研修後半は、生きにくさの一因でもある対人関係のトラブルを少しでも減らせるようなコミュニケーション技術を身につけるためのSSTの基本について学びました。

4つのポイントを押さえて実際にペアで演習をしました。SSTを進める側、受ける側どちらも体験しながら理解を深めていきます。このポイントを抑えられれば日中活動で行っているSSTに活かせるだけでなく普段の関りの中でも、必要なコミュニケーションスキルを見つけて練習することができそうです。

 

 

最後には普段の支援についての悩み、困りごとなどを相談し片柳先生からスーパーバイズを受けました。

利用者の方の支援にはなやみはつきものですが、片柳先生のアドバイスを受け、片柳先生からのご助言を受け利用者支援の指針が見えてきたことでほっとした気持ちになりました。SST研修は職員の心の拠り所にもなっています。

 

 

今年度は今回を含め3回研修を予定しています。
片柳先生,今年度も援護寮をどうぞよろしくお願いいたします。