【希望の家】警察学校の学生を対象に、福祉体験活動を実施しました。 令和7年6月11日、20日、23日、25日の4日間、七ツ森希望の家で、宮城県警察学校の学生を対象とした福祉体験活動を実施しました。 内容は「視覚障害体験」と「下肢障害体験」の2つです。 視覚障害体験では、アイマスクをした状態で、白杖を使った場合と使わない場合での歩行体験や、2人1組での階段昇降体験などを行いました。 下肢障害体験では、車椅子の部品や使い方の説明に始まり、自走体験と2人1組で、段差や悪路走行の介助体験等を行いました。 また、体験後に学生へアンケートを行った結果、「今回の福祉体験では、介助することの難しさや介助される側の不安感を経験することができ、多くの学びを得ることができました。」「今回の福祉体験を経て私は、実際に障害者の立場に立ってみないと分からない不安点や安心する対応のされ方を感じることできると同時に、警察官として現場に出た際にも応用することのできる貴重な体験だと感じました。」などの声を頂いています。そして、「介助を必要とする人の気持ちを考え、寄り添おうとしてもどう介助すれば最適かを理解していないと意味がないので、今回介助する側、される側両方の立場を体験することができてとても良かった。」「目が見えない状態での歩行や白杖の使用方法、補助の際の注意点等実際に経験しなければ分からないことを沢山学ぶことができました。また、車いすの動作や補助について学び、常に相手の立場に立った行動や声掛けがとても大切であると実感することができました。」などの感想もあり、今回の体験を通して、障害者の気持ちに配慮した適切な応接等の知識を学んだことで、行動を起こす自信にも繋がったのではないかと考えています。 車椅子を用いた自走体験の様子です! 2人1組で介助体験の様子です! 白杖を使用した歩行の様子です! 視覚障害体験の様子です! 七ツ森希望の家では、上記のような福祉教育活動に関しての職員派遣を行っております!また、車椅子、白杖、アイマスクなどの貸し出しも行っております。ご希望される方はお気軽にお問い合わせください! お問い合わせ先 宮城県七ツ森希望の家 支援係 ☎022ー345-3701