ごあいさつ

 偕楽園は、老人福祉法に基づく養護老人ホームです。65歳以上の環境上の理由および経済的な理由により、居宅において生活が困難な方々が入所し、健康で楽しい生活を送っていただくことを目的としています。

その歴史は古く、昭和27年3月に生活保護法による養護老人施設として仙台市向山に開設し、以後、老人福祉法による養護老人ホームとなり、昭和52年11月に現在の地である黒川郡大和町に移転し、現在に至っています。開設当時は県立施設としてスタートし、昭和53年度より当法人に経営が委託され、平成23年度には県から移譲を受け、民間施設として新たにスタートをきっています。

当園は介護予防と自立に向けた支援に力を入れ、レクリエーションや趣味活動・外出等に取り組みながら、地域の一軒家を借用し無理なく普通の生活に戻れるような取り組みも行っております。併せて、利用者の方々は高齢ですので、健康面の配慮を忘れず、一人ひとりの声に耳を傾けながら、一日一日の生活を楽しんでいただきたいと思っております。

利用者・家族の皆さまや地域の皆様・関係機関などの多くの方に支えられての偕楽園ですが、今後も、宮城県社会福祉協議会の一施設として、職員皆で力をあわせて福祉の推進に尽力してまいりたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。