おやつ作り 令和3年3月23日(火) お彼岸に何故「おはぎ(ぼたもち)」を食べるのか、皆さんは知っていますか? 諸説ありますが、五穀豊穣小豆の赤い色には魔除けの効果があると古くから信じられており、邪気を払う食べ物としてご先祖様にお供えされてきたとの事です。また「もち米」と「あんこ」2つの物を「合わせる」言葉の語呂から、ご先祖様の心と自分たちの心を「合わせる」という意味もあるそうです。そして最後に、昔は現代のように甘くて美味しいスイ―ツは誰でも食べられる時代ではなく、特に「さとう」が貴重であったため、その「さとう」を使用した食べ物はとても貴重でした。 昔より日本人は、お彼岸というご先祖様へと通ずる特別な期間に、魔除けである小豆と高級品である砂糖を使用して「おはぎ(ぼたもち)」を作りご先祖様へとお供えをして、感謝の気持ちと一緒にいろいろな願いや祈りを捧げていたようです。 さて、本日はそんなお彼岸にちなみ「おはぎ(ぼたもち)」作りを行っています。 始めは、”あんこ玉班”と”もち米班”に分かれて人数分に成形しています。 次に、作ったあんこ玉ともち米を合体させ、あんこを撫でながらもち米を包み込んでいきます。 栄養士のレクチャーを真剣に聞いていざ実践! 皆様、頭をよしよしと撫でるように優しい手つきであんこを伸ばしています。 完成した「おはぎ(ぼたもち)」は14時のホーム喫茶の時間に、利用者の皆様に振舞いました。 いつも以上に食堂は大盛況! 皆様、笑顔で召し上がられています。ごちそうさまでした!