5/30介護講座の様子をお知らせします 5月30日(月)に,「高齢者の運動機能の理解と支援の基礎」というテーマで,東北文化学園大学リハビリテーション学科 理学療法士 桂 理江子氏を講師に迎え,講義をしていただきました。 講義の中で「高齢者体験」を行いました。受講者の約8割の方が今回初めて体験をされました。今回は2種類のセットを用意し,実際に肘,膝に疑似体験用サポーターを装着し,階段の上り下りや肘,膝の曲げ伸ばし等,また,両短下肢装具や頚椎装具を装着し,高齢者に多く見られる下肢機能の低下,脊椎の変形等を体験していただきました。実際に高齢者の体験をすることで,より理解が深まりました。 〈受講者から寄せられた感想〉 ・疑似体験する機会がなかったので,高齢者の方の不安や辛さが理解していないままでの介助であったが,体験してみて,自分のこととして多少なりとも今後に活かせて成長していきたいと思った。 ・一人一人の利用者の方をよく理解して,どのような介助が適切なのか確認を怠らないようにしたい。 ・一人一人の利用者の今できることを再確認し,「いつもと違う」にすぐ気づけるようにみていきたい。 ・利用者様が移動の際に何が大変で何に不安を感じているかを学習できたので,移動介助のときの「視点」をより利用者様に寄り添ってすることができるようになる。