【報告】令和3年度 Vineland-Ⅱ(適応行動尺度)研修会 当センターでは、平成27年度よりVineland-Ⅱ(適応行動尺度)研修会を開催しています。 昨年度は、新型コロナウイルスの影響により開催を見合わせましたが、今年度は北海道教育大学旭川校の萩原拓先生をお招きし、オンラインにて実施しました。 学校の先生方はじめ、児童相談所など行政関係の方、障害福祉サービス事業所の方など、様々な分野からご参加いただきました。 Vineland-Ⅱは、発達障害や知的障害、精神障害のある人たちの適応行動の水準を、客観的に数値化できるのが大きな特徴であり、適応行動をもとに支援の必要な行動を客観的に示すことができるため、支援計画や指導計画を作成する際の有効なアセスメントツールです。 今回萩原先生には、発達障害支援の視点や考え方、Vineland-Ⅱの概要、包括的アセスメントと解釈について、半構造化面接の実演やスコアリングの演習を交えながら、お話しいただきました。 受講者アンケートでは、面接の方法やスコアリングなど支援に向けてとても参考になった、Vineland-Ⅱの位置づけが分かり勉強になった、先生の著書を購入しさらに勉強したい、他のアセスメントツールについても知りたい等のご意見をいただきました。 日時:令和3年6月27日(日)9時~15時 会場:オンライン(Cisco Webex Meetings) 講師:萩原 拓 氏(北海道教育大学旭川校 特別支援教育分野 教授) 参加者数:33名 【研修会の様子】