【報告】発達障害者支援セミナーinみやぎを開催しました 令和3年度 発達障害者支援セミナーinみやぎ を開催しました。 新型コロナウィルス感染症予防の観点を踏まえ,オンライン会議システム(Cisco Webex Meetings)を利用したオンライン形式での開催となりました。 学校の先生方や福祉サービス事業所の方,行政関係の方などたくさんの教育者・支援者の方だけではなく,当事者やそのご家族の方にもご参加いただき,募集定員を超える参加人数となりました。 今年度は「当事者理解を目指して」をテーマに掲げ,国立重度知的障害者総合施設のぞみの園診療所の成田先生,当センターの松﨑心理相談員を講師に迎え,支援者としてのこれまでの経験等を交えながらお話いただきました。また,シンポジウムでは,恵泉会地域生活支援センターの佐藤施設長に司会進行をお願いし,ペアレント・メンターとして活動されている方々から,保護者としてこれまで感じてきたことや今後の支援に望むことなど,率直なご意見をお話しいただきました。 受講者アンケートでは、様々な立場・視点からのお話しが多くの気づきと学びにつながった,支援の仕方や考え方を振り返るよい機会になった,今直面している問題について捉え方のヒントをもらえた,保護者の方の言葉には重みや深さがあり心に響いた等,好評をいただくことができました。 講師の皆様をはじめ,受講者の皆様,その他関係者の皆様に対し,主催者一同感謝申し上げます。 【日時】令和3年8月6日(金)10:15~15:30 【会場】オンライン会議システム使用(Cisco Webex Meetings) 【プログラム】 〈基調講演〉 テーマ:追体験を通して当事者の気持ちに寄り添う 講 師:国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 診療所 診療部長 成田 秀幸 氏 〈招待講演〉 テーマ:青年期以降の生きにくさと発達障害 講 師:宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」 心理相談員 松﨑 泰 〈シンポジウム〉 テーマ:ペアレント・メンターの視点から感じた支援の在り方 講 師:社会福祉法人恵泉会 恵泉会地域生活支援センター 施設長 佐藤 幸恵 氏 宮城県発達障害ペアレント・メンター 2名 【受講者】144名