【実施報告】令和4年度 Vineland-Ⅱ研修会を実施しました

当センターでは、平成27年度よりVineland-Ⅱ(適応行動尺度)研修会を開催しています。

今年度も北海道教育大学旭川校の萩原拓先生をお招きし、オンラインにて実施しました。

Vineland-Ⅱは、発達障害や知的障害、精神障害のある人たちの適応行動の水準を、客観的に数値化できるのが大きな特徴であり、適応行動をもとに支援の必要な行動を客観的に示すことができるため、支援計画や指導計画を作成する際の有効なアセスメントツールです。

今回萩原先生には、発達障害支援の視点や考え方、Vineland-Ⅱの概要、包括的アセスメントと解釈について、半構造化面接の実演やスコアリングの演習を交えながら、ご講義いただきました。

受講者アンケートでは、「とても勉強になった」「事例を交えた説明で理解が深まった」「使いこなすには時間がかかりそうだが,今後の業務に活かしたい」等のご意見をいただきました。

日 時:令和4年6月26日(日)9時30分~15時30分
会 場:オンライン会議システム使用(Zoom)
講 師:萩原 拓 氏(北海道教育大学旭川校 特別支援教育分野 教授)
受講者:30名(司法機関・行政機関・医療機関・教育機関・福祉関係機関など)