【実施報告】発達障害者支援セミナーinみやぎを開催しました

令和4年度 発達障害者支援セミナーinみやぎ を開催しました。

新型コロナウィルス感染症予防の観点を踏まえ,昨年度同様にオンライン形式(Zoom)での開催となりました。

学校の先生方や福祉サービス事業所の方,行政関係の方など支援者の方だけではなく,当事者やそのご家族の方にもご参加いただき,募集定員を超える参加人数となりました。

今年度は「支援の『切れ目』を作らない・作らせない」をテーマに掲げ,厚生労働省及び宮城県からの行政説明のほか,「切れ目のない支援に向けて」と題し,支援者の立場では当センター心理相談員の白石雅一先生,当事者の立場では神戸市ピアカウンセラーの笹森理絵先生,それぞれからご自身の実践や体験談などを交えた大変貴重なお話をいただきました。

受講者アンケートでは,信頼関係の構築が大切であることを改めて感じた,寄り添うための心の力を高めていきたい,支援の足元を見つめなおす良い機会となった,心の切れ目を作らないよう信頼関係を大切にしたい,国の施策や県の支援体制を再確認できたなど,大変ご好評をいただきました。

講師の皆様をはじめ,受講者の皆様,その他関係者の皆様に対し,主催者一同感謝申し上げます。

【日 時】令和4年8月19日(金)10:00~16:00

【会 場】オンライン会議システムZoom

【プログラム】
 <行政説明1>
  『厚生労働省の発達障害者支援施策について』
   講 師:厚生労働省 社会・援護局
       障害保健福祉部 障害福祉課 障害児・発達障害者支援室
       発達障害対策専門官   加藤 永歳  氏
 <行政説明2>
  『宮城県における発達障害児者支援体制について』
   講 師:宮城県 保健福祉部 精神保健推進室
       室長補佐(発達障害・療育支援班長) 菊地 高広  氏
 <基調講演>
  『切れ目のない支援に向けて~支援者としての立場から~』
   講 師:宮城学院女子大学 教育学部教育学科 教授
       宮城県発達障害者支援センター「えくぼ」心理相談員   白石 雅一  氏
 <招待講演> 
  『切れ目のない支援に向けて~当事者としての立場から~』
   講 師:神戸市発達障害ピアカウンセラー 笹森 理絵  氏

【受講者】178名